熊本の農産物 ~全国トップクラスが目じろおし~
本県は、豊かな土地と水、そして平野部から山間部まで変化に富んだ気候や地形が多彩な農業を可能とし、全国有数の食料供給基地です。
すいか・トマト・不知火類(デコポン)・宿根カスミソウなどが全国1位の生産量となっています。また、なす・メロン・しょうが・イチゴなど多彩な農産物が全国トップクラスにあります。
熊本県で生産される農産物の全国に占める地位(くまもとの農林水産業2020)
| すいか、トマト、不知火類(デコポン)、いぐさ、宿根カスミソウ、葉たばこ、肉用牛(あか牛)
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 | くり、なす、しょうが、トルコギキョウ、メロン、なつみかん、カリフラワー |
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 | イチゴ、乳用牛 |
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 | 温州みかん、肉用牛、アスパラガス |
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「県庁ホームページ」 くまもとの農林水産業2020
(外部リンク)
県地産地消サイト
技術 ~集積された優秀な技術と頭脳がサポート~
県の普及指導員やJAの営農指導員等が連携しながら、“熊本の農業技術”をサポートしています。さらに、九州沖縄農業研究センター、県農業研究センター、県産業技術センター等の試験研究機関、熊本大学や熊本県立大学等の14の高等教育機関があり、地域に根ざした研究活動を展開しています。
14の高等教育機関のホームページはこちらをクリックしてください。
大学コンソーシアム熊本
(外部リンク)
人材 ~企業マインド・経営力を備えた農業者がパートナー~
熊本県では、県内の意欲ある若手農業者等を対象に、経営者精神、リーダーシップ、マーケティング、マネジメントに関する能力を磨き、将来の本場農業を担うトップリーダー育成を目的とし、知事が塾長を務める「くまもと農業経営塾」を開催しています。今までに75名の方が卒業され、経営塾で学び思い描いた自分の将来像や夢の実現に向けて、それぞれの地域において、若手リーダーとして頑張っておられます。
また、平成24年度から意欲ある農業者等に対して、県内の様々な機関が融合し、最先端の農業技術や知識を幅広く提供する「くまもと農業アカデミー」を実施しています。
このような取組みを通じて優秀な“人材”が育成されています。
くまもと農業アカデミー
(外部リンク)

さらに、全国的に評価の高い「日本農業賞」や「全国農業コンクール大会」等の受賞者を多数輩出しており、入賞された農家、団体農業経営の改善に取組み、地域農業の振興に貢献されています。
農業後継者で組織する青年農業者クラブは、毎年全国大会で農林水産大臣賞や経営局長賞を受けるなど活発な活動を行っています。
元気な農業者、若くて優秀な農業者が多い!これも熊本の魅力の1つです。
熊本県内の農業法人数(熊本県調べ)

地域農業の中心的担い手である認定農業者数は、平成24年3月末現在10,948経営体が認定されており、北海道、新潟に次いで全国3位となっています。
また、熊本県の農業法人は、平成24年度末で787の法人があり年々増加しています。
中でも、熊本県内の農業法人の組織である熊本県農業法人協会の会員数は、平成25年9月現在で、正会員93法人、金融機関等の賛助会員35法人となっており、農業経営を営む法人等の自主性や主体性を基本にした活発な組織活動により、農業法人の経営確立と健全な経営発展を図るとともに、農業の社会的地位の確立及び地域農業の振興や発展に寄与しています。
熊本県農業法人協会 (リンク)
このような、企業マインド・経営力を備えた農業者や農業法人と企業が連携した農業参入やアグリビジネスが始まっています!