くまもと食・農ネットワーク会員や当サイトをご覧の皆様に、くまもと食・農ネットワーク運営委員の、日頃の地産地消に関する活動や考えをご紹介することで、皆様の更なる地産地消活動への一助にしていただくため、当ネットワークの運営委員や関係者によるリレーコラムを掲載しています。
第79回目は、JA熊本中央会 営農生活センターの平松恵美子さんです。
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第79回目は、JA熊本中央会営農センターの平松恵美子さんです。
「帰って来るだけで、喜んでくれる人がいます。」
あるコマーシャルの一部ですが、自分の子ども達が巣立って初めて分かる気がします。
みなさん、お盆はどんな風に過ごされましたか?
実家へ帰られたでしょうか?それとも迎える側だったでしょうか?
家族は、帰って来る日を指折り数え、好物の料理に腕を振るい、楽しみに待って居るものだな~と思います。
お盆と言って思いつく物は、まずは「盆だご」ですね。地域で色々違いますが、うちの地域では丸い白いだんごと細長いきな粉だんごをお供えしていました。子どもの頃は粘土遊びみたいな気持ちでお手伝いしていた記憶があります。
それから煮しめも美味しいですね。干し筍に干し椎茸、油揚げ、人参、ゴボウ、レンコン、里芋、昆布、こんにゃく等々、真似てもなかなか作れない母の味です。
また、甘めの味付けの酢の物、ところてん、巻き寿司等々。たくさんの料理でお迎えしていました。
ご先祖様をお迎えし、おもてなしをするお盆。
地方によってさまざまな風習がありますが、一般的にはご先祖様が道に迷われないように、家の中に盆提灯を灯し、故人が好きだった食べ物や夏の野菜や果物をお供えし、おもてなしをした後、またあちらへお送りします。
今わが家ではそういうお盆の行事はしていませんが、子ども達とご先祖様や故人の思い出を話し、伝えて行くことは大切な事だと思っています。
さあ今週末は、私も実家へ帰って父の事を母と話しながらお茶でも飲みましょうか。