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くまもと食・農ネットワークリレーコラム【第64回:田中愛美委員】

最終更新日:

 

第64回の1
執筆者 :  田中 愛美

くまもと食・農ネットワーク会員や当サイトをご覧の皆様に、くまもと食・農ネットワーク運営委員の、日頃の地産地消に関する活動や考えをご紹介することで、皆様の更なる地産地消活動への一助にしていただくため、当ネットワークの運営委員や関係者によるリレーコラムを掲載しています。
第64回目は、熊本県消費者協会の田中愛美さんです。
 

 

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3月4日、食・農ネットワーク恒例の「2014 春 地産地消のつどい」が開催されました。
今回のテーマは「今の食生活が10年後のあなたをつくる」。
第一部ではこのテーマをもとにパネルディスカッションが行われ、三人のパネリストと会場を巻き込んでの活発な意見の交換がありました。
10年後か・・・と思った時、ふと「あれ?じゃあ10年前はどうだったんだろう」と少し考えてみました。
10年前といえば、息子が幼稚園の年長さんでそろそろ卒園という頃。
毎朝毎朝栄養を考えながら、張り切って3年間お弁当を作っていたことを思い出しました。
そして10年後の今・・・息子も高校生になり、それこそ10年ぶりにお弁当作り再開です。
しかしその中味ときたら・・10年前のあの張り切りはどこへやら、忙しいのを言い訳にして良くも悪くも格段に発達した冷凍技術によりバリエーション豊かになった冷凍食品にすっかり頼りきりに。
「おふくろの味」が「お袋の味」になってしまいました。猛省しきりです。
今回のディスカッションでも、「家庭での食習慣が豊かな心を作る」という話があり、今の自分を顧みるいい機会になりました。
第二部では交流会が行われ、地産地消にこだわった食材を消費者に提供している団体の方々の料理を試食しながら、さまざまな交流が会場のいたる所でみられました。
生産者~料理を作ってくれる人~消費者のつながりは「地産地消」にとってとても大事なことです。このような場所がなければ、消費者はなかなかその方々と話をする機会がありません。この交流会ではたくさんの生産者の方と話をし、その話のなかで地産地消に取り組むがゆえのご苦労も聞くことができ、大変有意義な時間を送ることができました。
この地産地消のつどいをもっと一般消費者、特に小さなお子さんをもつ親世代の方々に知ってほしい、そして消費者が生産者と「顔が見えて話ができる」関係で地域の農産物や食品を購入する機会がさらに増えていってくれるといいなと思っています。
今月もそろそろ我が家に顔が見える関係の生産者から米・野菜が届くころです。
生産者の方々の気持ちに感謝しながら、母の立場で、さあ今夜は何を作りましょうか!
もちろんしっかり「手作り」で・・・。
 

 
  


 

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