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くまもと食・農ネットワークリレーコラム【第61回:岩田代表】

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「地産地消と注連縄(しめなわ)」
執筆者 :  岩田 幸治

 くまもと食・農ネットワーク会員や当サイトをご覧の皆様に、くまもと食・農ネットワーク運営委員の、日頃の地産地消に関する活動や考えをご紹介することで、皆様の更なる地産地消活動への一助にしていただくため、当ネットワークの関係者によるリレーコラムを掲載しています。
 第61回は、当ネットワークの代表である岩田幸治 熊本東部青果株式会社常務取締役です。
 

 

「地産地消と注連縄(しめなわ)」  

「地産地消と注連縄(しめなわ)」  

 

 皆さんこんにちは、凍えるような寒い毎日ですがいかがお過ごしでしょうか。
今年もあっという間の一年でした。あと二週間程で新年2014年を迎えることになりますね!
 
 さて、今回のコラムですが標記のとおり「地産地消と注連縄」について書いてみたいと思います。
私ごとで恐縮ですが青果市場に勤務しております。毎年年の瀬を迎えるこの時期は注連縄の販売担当として頑張っております。
 ここ数年の実情ですが産地の皆さんの高齢化が進んで行く中、注連縄を編む方々がだんだん少なくなって出荷数量も減少して来ています。年の瀬の風物詩が無くなって行くような気がして寂しくてなりません。
 また、昨今の家屋も和風的な建築が減り注連縄を飾ることが難しい家屋も増えて来ているようです。このままだと日本の伝統的なものが一つ消えふたつ消えとなってしまうのではないかと心配でなりません。
 注連縄の縄は皆さんもご存知のように今年の秋収穫した稲の藁を使い編みます。そして家屋の中にはその米をついて作った鏡餅を飾り新年を迎える。この一連の慣わしこそが、私たち日本人が世界に向かって誇れる伝統であり「地産地消」の証だと私は確信する次第です。
 
 日本の食の基本である「米」を大切に思う心・・・・・このことを忘れること無く年の瀬、そして輝ける新年を皆で一緒に迎えたいものです。
熊本万歳!ありがとうございます。
 
 

 
  


 

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