一日見学旅行
見学旅行の終わりに |
『食の応援団の育成』
実りの秋を向かえ、西原村では稲刈りも終わりサツマイモ掘りの最盛期です。
『“食育教育”の一環として学校給食で飲む牛乳がどうやって出来ているのか、生産の現場を子どもたちに教えたい』そういう願いも込め、私の牧場では、今年は約500人の小学校低学年を、一日見学旅行で搾乳体験等の受け入れを行いました。
今、給食の牛乳が牛から搾った乳だと知っている子どもは、10人中3人いるかいないかといった状況ですし、実際に乳牛を近くで見たことがある子どもも少ないようです。
当牧場に来た子どもたちは牛の絵を描き、じかに手で牛にエサ(乾草)をやり、仔牛にミルクを飲ませる事を体験して感動し、最後に「山田さんちのソフトクリーム」を食べて満足して帰ります。
農と食がつながる体験をした子どもたちは、10~15年後には必ず食の応援団になってくれます。もっと多くの地域で農業の大切さを学んでほしいです。
(有)山田牧場 山田 政晴