くまもとのアグリ&フードトップへ
文字サイズ変更 拡大標準
背景色変更 青黒白

くまもと食・農ネットワーク運営委員リレーコラム【第31回:沢畑委員】

最終更新日:

 

山菜の天ぷら
執筆者 :  奥村 弘幸

くまもと食・農ネットワーク会員や当サイトをご覧の皆様に、くまもと食・農ネットワーク運営委員の、日頃の地産地消に関する活動や考えをご紹介することで、皆様の更なる地産地消活動への一助にしていただくため、当ネットワークの運営委員によるリレーコラムを掲載しています。
第30回は、JAやつしろ営農部部長の奥村弘幸さんです。
 
 

 『春の楽しみ』 

 21ha(ヘクタール)近い愛林館の「水源の森」づくり。ボランティアの仲間と植えて、草を刈り、つるを切っています。一番古い水源の森が林令15年になり、鉛筆の太さで高さ50cmだった苗(シイ、カシ、タブ、ケヤキ、ヤマザクラなど)が一升瓶や魔法瓶くらいの太さになり、高さも10m近くになりました。ヤマザクラは少しですが咲き始めています。
 春先には、毎年つる切りを行って、木の成長を助けていますが、この時期はちょうど山菜が食べ頃になる時期でもあります。参加者のゲンさんに教えられ、山に天ぷらの道具を持って行き、摘んだばかりのタラ、カラスザンショウなどの芽を揚げています。これが何ともおいしいのです。山菜は鮮度が命ですが、摘んで30分も経たないうちに食べるので、みずみずしい春の香りをたっぷりと味わっています。
 もう一つの楽しみは「家庭料理大集合」です。山村の家庭の食卓は、自家製の野菜や漬け物、山菜でとても豊かですが、それを自慢する機会が少なかったのです。良いものは良いと意識していなければ、ちょっとしたきっかけ(自分で野菜を育てて料理するより、買ってきた冷凍食品を温める方が楽です)で失うことになります。自分の料理を持ち寄って、他の人との違いを楽しむのが家庭料理大集合です。材料・作り方・思いを書いた料理カードも作り、一緒に展示します。カードは後で集めてデータベースを作るので、普段の料理を記録に残すこともできますね。どこの地区でも、江戸や明治の時代から人が暮らして毎日料理を食べていたはずですが、その頃の普段の料理がどんなものか、なかなかわからないものです。
 家庭料理大集合は4/29(金)に開催です。関心のある方はご連絡下さいね。お待ちしています。

愛林館 0966-69-0485 airinkan@giga.ocn.ne.jp http://airinkan.org

山菜の天ぷら     田舎料理大集合

             山菜の天ぷら                田舎料理大集合
 

このページに関する
お問い合わせは
(ID:32)

重要なお知らせ

カウントダウン

注目情報

トピックス

熊本県地産地消サイト
熊本県農林水産部流通アグリビジネス課
〒862-8570 熊本市中央区水前寺6丁目18-1
電話:096-333-2424(直通) FAX:096-383-0380

© 2021 Kumamoto Prefecture, © 2010 kumamoto pref.kumamon

このページの先頭へ