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くまもと食・農ネットワーク運営委員リレーコラム【第29回:坂本委員】

最終更新日:
執筆者 :  坂本かつみ

くまもと食・農ネットワーク会員や当サイトをご覧の皆様に、くまもと食・農ネットワーク運営委員の、日頃の地産地消に関する活動や考えをご紹介することで、皆様の更なる地産地消活動への一助にしていただくため、当ネットワークの運営委員によるリレーコラムを掲載しています。
第29回は、玉名市天水町で農家レストラン「果夢樹(かむじゅ)」を経営されている坂本かつみさんです。
 

 

今年は寒さの厳しい冬でしたが、やっと春がやって来ました。
店の周りの啓翁桜(けいおうざくら)が春を一番に知らせてくれ、それから桃の花の桃色、雪柳の白、レンギョウの黄色と山を彩りはじめ、店の前のモッコウバラも見頃となり、心はずむ山の春はもうすぐそこまで来ているようです。
  心はずむと言えば、九州新幹線の全線開通もそうです。
  高校3年生の時、初めて新幹線に乗って40年以上経ちます。
やっと熊本にやって来ました。博多駅で母を連れて新幹線に乗り換えるため、短い時間を気にしながら移動したことが何度かあります。これで時間を心配せず神戸に住む妹に会いに行けるでしょう。
  駅開業より一足早い3月1日に、新玉名駅に市の観光交流拠点「観光ほっとプラザたまララ」がオープンしました。先日、主人と出掛けました。親しい友達が頑張っている薬草料理店も素敵でした。土産品、特産品も数多く並べてあり、玉名にも色々あるのだと感心しました。この日のために皆さん頑張って玉名の特産品や名物料理の開発に努めてこられたのでしょう。
  私達の店は、駅とは少し離れている天水町でお客様をお待ちしたいと思います。山々の四季折々の美しさと、心をこめた料理で遠くからのお客様、又、近くからのお客様におもてなしの心で天水のいいところ、玉名のいいところを知って頂きたいと思っています。
  そして何度でも熊本に行ってみようか、玉名に降りてみようかと思って頂けるように願っています。新幹線とともにやって来た山里の春は今、花爛漫です。遊びに来て下さい。

 

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