先に言います。このお店、ちょっとだけ見つけにくい場所にあります。
でも、だからこそおもしろい! まるで宝探しのようなワクワク感を抜けた先には、「あぁ、来てよかった!」と心から思える穏やかな空間と、熊本の恵みが詰まった絶品釜飯が待っています。
そんな知る人ぞ知る名店が、今回ご紹介する「銀杏釜めし」。
誰かに教えたいけど、自分だけの秘密にもしておきたい…そんなジレンマに悶絶する、大人の隠れ家専門店をご紹介します。
目次
1.ワクワクが止まらない!お店までのプチ冒険ルート
2.古民家の引き戸を開けた瞬間、時間が止まる
3.贅沢な「待つ時間」。クツクツと育つ釜飯を眺める幸せ
4.蓋を開けた瞬間、香りが爆発!珠玉の絶品釜飯を実食
5.地産地消にこだわった、ちょっと贅沢な一杯
6.隠れ家を見つける楽しさも含めて、最高の週末ご褒美ランチ
ワクワクが止まらない!お店までのプチ冒険ルート
「隠れ家」というだけあって、お店までの道のりからすでに物語が始まっています。
ここです。
「いや分からない...(´⊙ω⊙`)」ですよね。
ナビを頼りに向かうと「明篤館」という建物に案内されますが、お店はその奥。建物の横にある小道をまっすぐ進んでいきます。
この建物の横の道をまっすぐに進みます。
少し進むと、奥の建物にひっそりと看板を発見! 看板の矢印に沿って進んでいきましょう。 「どっちに行けばいいの?」と迷ったら、ちょっと目線を上に。
看板が「ここだよ」と教えてくれます。
建物の前まで来たら、井戸を目印に右へ曲がって砂利道を進みます。
はい、ついに到着です! 控えめな佇まいが、より一層「秘密基地」っぽくて気分が上がりますよね。
ちなみに、坪井幼稚園側から向かうルートもあります。向かいの駐車場から土の歩道を進んでいくとすぐにお店に到着します。
どちらのルートも「本当にこの先にあるのかな?」というドキドキ感が楽しめて、たどり着いたときの達成感はひとしおです!
古民家の引き戸を開けた瞬間、時間が止まる
やっと到着した隠れ家っぷりがすごい 「銀杏釜めし」。
引き戸を開けると、空気がふわっと変わります。梁の見える高い天井、年季の入った木の柱、磨き込まれた床。照明は明るすぎず、肩の力が抜けるくらいの暗さ。
たどり着くまでの苦労が一気に解消され、思わず「いいな、この空間( ˊ̱˂˃ˋ̱ )」とつぶやいてしまいました。デート利用にも、ひとりでふらっと寄るのにも、不思議とどちらにもハマる空気感です。
贅沢な「待つ時間」。クツクツと育つ釜飯を眺める幸せ
メニューを開くと、そこには熊本県産の野菜をふんだんに使った釜飯たちがズラリ。季節によって内容が変わるのも、リピートしたくなるポイントです。
一品一品、オーダーが入ってから炊き上げるので、それなりに時間はかかります。ただ、この待っている間も普段のせかせかした日常から少し切り離される感覚があり、なんだか贅沢な時間に感じられるのです。

店内から眺められるのは坪井川。
大きな窓から見える坪井川の穏やかな流れをぼーっと眺めたり、目の前でクツクツと釜飯に火が入る様子を楽しんだり。
スマホを置いて、普段のせかせかした日常からエスケープする時間は、大人の休日にぴったりです。
蓋を開けた瞬間、香りが爆発!珠玉の絶品釜飯を実食
<国産干し海老南関揚げ入り五目釜めし(1,650円)>
さあ、お待ちかねの釜飯が出来上がりました!
蓋を開けた瞬間、ブワッと広がる湯気とともに、お米と出汁、そして具材のいい香りが押し寄せてきます…! この瞬間だけでもう幸せ。
大き目野菜がゴロゴロ!╰(*´︶`*)╯♡
お茶碗につぐと大きさがより分かりやすいですね。
一口ほうばると「あ~...幸せ」と思わず言葉が漏れ出してしまうほどの旨味が、最初にやってきます。
ベーシックな五目釜めしだからこそ、素材の良さがダイレクトに伝わってくるんです。
続いて「レモングラス香る天草魚醤と塩レモンの鶏釜めし(1,430円)」
釜めしにレモングラスってなにごと!?(´⊙ω⊙`)と思いオーダーしたのですが、釜めし=和食だと思い込んでいた脳に、ダイレクトにパンチをくらうような爽やかな香りの魔力。
「いや釜めしは出汁の香りがしてナンボでしょ」なんて考えはあっという間にかき消されました。もうね本能で「これ!食べてみたい!!」ってなるんですよ。
レモンとレモングラスの爽快な香りが、しっとり柔らかい鶏肉のジューシーな旨味と見事にマッチ。
さっぱりしているのに深みがあって、これは手が止まりません。写真や文字で見るより、ガチで現地で体験してほしい新感覚の美味さです! (๑˃̵ᴗ˂̵)
地産地消にこだわった、ちょっと贅沢な一杯
銀杏釜めしの価格帯は、ランチとしては決して安くはないかもしれません。でも、食べ終わったときには「むしろこのクオリティなら納得、いや安いのでは?」と思わせてくれる説得力があります。
それもそのはず、お米や野菜はもちろん、出汁の素材に至るまで、徹底的に「地元の美味しいもの」にこだわっているから。一口食べれば、調味料に頼り切らない、素材本来の圧倒的なポテンシャルが舌に伝わってきます。
「地産地消」という言葉はよく聞きますが、実際にここまで本気で取り組んでいるお店は意外と多くありません。一口食べれば、その本気度が舌で伝わってきます。素材の味がしっかり立っていて、調味料に頼っていない潔さがあります。
「…いや待って。銀杏釜めしって、こんなところだったっけ?確か、もっと分かりやすい場所にお店があったような」
と思い、お話を伺ったところ、やはり以前はここではなく中央区銀杏通りで営業をされていたのだそう。
「お店自体は70年続いているのですが、結婚を機に修行を積むはずだったところ、先代が急逝してしまって。本当に何も分からない状態からのスタートだったんです」(西舘さん)
さまざまなご縁があり、ここ坪井に移転してきたのが2024年11月。
北海道出身の西舘さんは、九州の食材のポテンシャルの高さに驚き、せっかくならば地産地消での釜めしを提供できないかと考えたことが、このお店を始めたきっかけだったそうです。
値段を見て一瞬ためらっても、食べ終わったあとには「これは納得の価格だったな」と思えるはずです。コスパよりも、質を重視する人に向いているお店だと思います。
隠れ家を見つける楽しさも含めて、最高の週末ご褒美ランチ
少し分かりにくい場所にあるからこそ、たどり着いたときの隠れ家感はひとしお。むしろ「自分だけが知っている秘密のお店」を見つけたような、愛おしい気持ちにさせてくれます。
風情あふれる古民家空間、五感で楽しむ炊き上がりの時間、そして熊本の恵みが凝縮された極上の釜飯。そのすべてが、お店を探すステップも含めて特別な体験になります。
次の休日、ちょっと冒険気分で「銀杏釜めし」の扉を開けてみませんか? 迷った時間すら愛おしくなるような、最高のご褒美時間が待っていますよ!
銀杏釜めし
住所 熊本市中央区内坪井3の18
営業時間 ランチ 完全予約制 ディナー18時~
Instagram https://www.instagram.com/ginnankamameshi/?hl=ja
(外部リンク)