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【vol.57】いよいよすいかの季節がやってきますよ!実は春のすいかが美味しいんだって!

最終更新日:

熊本県を代表する野菜と言えば...そう、すいか。

出荷量は日本一と言われ、県内外に「熊本のすいかファン」が根付いているほど有名ですが、実は熊本のすいかは「春すいか」と呼ばれ、もっとも美味しい時期は3月~5月にかけて出荷されるものというのはご存じでしょうか。

熊本県民にとってすいかはあまりにも身近すぎるがゆえに、熊本産の旬がいつなのかなんて知らない方も珍しくはありません。でもせっかくならば美味しく、そして手軽にいただきたいものですよね。

そこで今回は、知っているようで知らなかったすいかの世界にご案内します。

春のすいかはシャリ感がいい!

  • スイカ コンテナ

「知らないことは知っている人に聞けばいい」精神でやってきたのは、熊本市北区植木町の片山フルーツ園。

  • 片山さん

左 片山 直幸(かたやま・なおゆき)さん

先代から引継ぎ、30年以上もすいかの栽培に携わっている片山さん。1人でも食べられる小玉すいか「ひとりじめ」をはじめ、大玉すいかなどを栽培しています。

畑がある場所は、ちょうど熊本城と同じ高さに位置するのだそう。

地域特有の寒暖差によって、すいかの糖度が高くなるいい環境のなか育てています。

  • スイカ


ー出荷される時期によって味や糖度に違いはあるのでしょうか?

 「ありますね。3月から5月にかけて出荷されるすいかは糖度が高く、シャリシャリした食感が特徴ですから、お好きな方は前年度からご予約をされることもあります」(片山さん)

 ー前年度から!?

 「はい。ネット販売もしていますので「これを来年もお願いします!」というリクエストをいただくこともあるんです。できる限りその味を担保したいものですが、自然が相手なので全く同じにはならないということはお伝えをしています」(片山さん)

  • ビニールハウス内


すいかは暑いときに食べるものだから、暑さにも強いんじゃないか。なんて考えていましたが実はその逆で、暑すぎると作るのが難しくなるのだそう。

そのため、緻密な温度管理など、できる限りの対策を行い、信頼して待っていてくださる方にお届けをされています。

大玉と小玉って味に違いはある?

  • ひとりじめ箱入り


買い物などでよく見かける「大玉」「小玉」ですが、味に違いはあるのでしょうか。

「明確な違いとまではいきませんが、あるのはありますね。甘いのがお好きな方には小玉をおすすめしております」(片山さん)

  • 小玉すいか


小玉はサイズが小さい分、栄養や甘さが均一になりやすいのでどこでカットしても味にばらつきがないのだそう。

 一方、大玉は小玉と比較すると1度ほど糖度が低いのでさっぱりと食べたい方にむいています。

  • スイカカット


「あとは食感も少し違いますね。大玉はシャリシャリした感じが強いです。まあどちらも美味しいのであとは好みで選ぶと良いですよ」(片山さん)

 よくすいかを叩いて音で判断されている方を見かけますが、あれはどんな音だったら食べごろとかあるのでしょうか? 

「叩(たた)いてボワンボワンという音だったら成熟度がすすんでいるので、少し実が柔らかい感じですね。逆に高い音ですぐにカンカンって跳ね(はね)返ってくる音はまだ(食べるのには)早いかな。ちょうどいいのはボンボンって音ですね」(片山さん)

  • スイカ叩く様子


なかなか普段、すいかを叩くことはないので明確に「これがボワンボワン!」「これがボンボン!」と判断するのが難しいように感じますが、以外とやってみればわかるのだそう。

 「ちょっと自信がないなあ」「確実に甘いのがいいなあ」というときには小玉を選ぶといいそうですよ。

 片山さんのすいかはネット通販をはじめ、以下の店舗で購入可能です。 

道の駅すいかの里植木(〒861-0136 熊本県熊本市北区植木町岩野)

JA熊本経済連 you+youくまもと農畜産物市場(〒860-0085 熊本県熊本市北区高平2丁目25−57)


そのまま食べるだけじゃもったいない!簡単レシピをご紹介

  • スイカレシピ全体


すいかを購入して案外困るのが保管場所ですよね。できる限り涼しい場所で保管をしなくてはいけないのですがカットしても冷蔵庫に入りきれない...ということも。

 そんなときには、頼れるのが美味しく食べられるレシピです。今回は野菜ソムリエ上級プロの持田成子さんにレシピ制作をしてもらいました。 簡単に作れるすいかのアレンジレシピをご紹介します。

初級(1) 並べ方を変えるだけで華やかに! すいかのピザ風

  • すいかのピッツア風


やっぱりそのまま食べるのが一番美味しい!

でもちょっとくらいアレンジしてみたいなあという方におすすめなのが、この「すいかのピザ風」。 

少し並べ方を変えるだけでずいぶんと印象が変わります。 

さらにまだ余裕があったら、くりぬき器やスプーンを使って果肉を丸くくりぬいたり、ブルーベリーやミントを添えると、より一層華やかになりますよ。

初級(2)おつまみにもイケる!? すいかのカプレーゼ

  • すいかのカプレーゼ


中級編(1) すいかのぷるぷるゼリー

  • すいかのプルプルゼリー


子どもと一緒に作れる簡単スイーツメニューです! 

材料 2人分

 すいか果汁 180ml(※作り方(2)参照)

グラニュー糖 大さじ1

粉ゼラチン 5ℊ

水 大さじ1

すいか 適量

キウイ 1個

ミントの葉 

作り方

(1)粉ゼラチンは水に振り入れてふやかしておく。

(2)すいかは種を取り、ミキサーにかけるか、ざるでこし180mlの果汁をとる。

(3)(1)を小鍋に入れグラニュー糖を加えて弱火で温めよく混ぜて溶かす。 バットなどに流し、冷蔵庫で冷やし固める。

(4)キウイはスライス、すいかの果肉は丸くくりぬいておく。

(5)ガラスの器に、キウイ、すいかの順に入れ、(3)をフォークでくずしながら盛りつけ、ミントを飾る。

中級編(2) ランチメニューでも使える! すいかと塩トマトの冷製パスタ

  • すいかと塩トマトの冷製パスタ


「春休み何作ろう?」という方必見。

 すいかを使った冷製パスタなら大人も子どもも喜ぶこと間違いなし!パスタ麺は細めが相性がいいのですが素麺でも可能です。 

 材料 2人分

【パスタソース】

すいか  100g

塩トマト (1個) 100g

(☆ミニトマトでも代用可)

ガーリックオイル 大さじ1
(☆にんにく1片、オリーブオイル適量でも代用可)

レモン 1/6個

塩 小さじ1/4

こしょう 少々

【細めのパスタ 】

カッペリーニ(0.9mm)またはフェデリーニ(1.4mm) 100g
(☆素麺でも代用可)

【トッピング】

すいかの果肉 80g

エクストラバージンオリーブオイル 適量

イタリアンパセリ 適宜(☆あれば) 

作り方

(1)すいかと塩トマトを1cm角に切り、バットに広げて塩をまんべんなく振り、冷蔵庫で1時間ほど冷やしておく。

(2)パスタを湯の量の2%の塩(分量外)に入れて茹でる(表示より1分長めに)。

冷水で締め、しっかりざるで水気をきったあと、キッチンペーパーで水気をふきとる。

(3)ボウルに(2)のパスタをいれ、ガーリックオイル、(1)の順に加えて混ぜ、レモン汁、塩、こしょうで味をととのえる。

(4)器に盛りつけ、トッピング用のすいかをのせ、エクストラバージンオリーブオイルをまわしかけイタリアンパセリを飾る。


上級者編(1) すいかの皮の豚肉巻き

  • すいかの皮の豚肉巻き


すいかの皮の調理法は漬け物だけではありません!肉巻きにすれば立派なおかずになるんです! 

材料 2人分

すいかの皮  適量(白い部分)

豚バラ肉 200g

サラダ油 大さじ1/3

☆砂糖 大さじ1

☆しょうゆ・みりん 各大さじ1と1/2
☆赤酒 大さじ1と1/2

(☆砂糖でも代用可) 

水溶き片栗粉 大さじ1/2~1 

作り方

(1)すいかの皮の白い部分を細めの短冊切りにする。

(2)(1)を豚バラ肉で巻く。

(3)フライパンにサラダ油を入れて(2)を色よく焼き、余分な油をキッチンペーパでとって

☆の合わせ調味料を加えて絡めながら煮詰め、水溶き片栗粉でとろみをつける。


上級編(2) すいかのガスパチョ

  • すいかのガスパチョ


「スープが飲みたい!」「できれば野菜もたっぷり入っていると嬉しい!」そんな気持ちに応えてくれるのが、すいかのガスパチョ。

 ガスパチョとはスペイン発祥の冷製スープのこと。トマトベースにすいかを加えることで味のアクセントになりますよ。 

材料(2人分)

すいか 300g

トマト(完熟) 80g

玉ねぎ 1/4個

パプリカ(赤) 1/4個(約25g)

にんにく 少々

食パン 1/3枚(6枚切り)

オリーブオイル 大さじ1

白ワインビネガー 大さじ1/2
(☆穀物酢や米酢でも代用可)

塩・こしょう 各少々

トッピング用すいか 適量 

作り方

(1)すいかは皮を取り、ざく切りにして種を取り除く。ほかの野菜、にんにくは粗みじんに切る。食パンは耳を落としてちぎっておく。

(2)ミキサーまたは、ハンドブレンダーに(1)のすいかと野菜・食パンを入れ、撹拌(かくはん)する。

(3)(2)にオリーブオイルを少しずつ加えながら、更に撹拌(かくはん)し、しっかり乳化させる。

(4)なめらかになったら白ワインビネガーを加え、塩、こしょうで味をととのえる。

容器に入れて冷蔵庫で冷やし、いただく直前に器に注ぎ、すいかの果肉を添える。

 

 熊本のすいかは今から美味しい旬を迎えます。そのまま食べてもよし、アレンジするもよし。ぜひ堪能(たんのう)してみてください。

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