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【vol.46】噛むと梨のような味わい!? 食べてみて「甘〜いタマネギ」

最終更新日:

株式会社子出藤農園・子出藤 税さん(熊本市)

「タマネギなのに甘い!」を作り出すため、さまざまな工夫

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    子出藤農園で栽培しているオリジナルブランド「塩たまちゃん」は、通常のタマネギが糖度6度程度なのに対し9度前後と甘く、えぐみや辛味が少ないため、水にさらさずそのまま食べられるのが特徴です。

  •  食べた人からは「梨のような甘味を感じる」という声も聞かれるほど。


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    子出藤農園のタマネギは、有明海から吹く潮風と水はけの良い干拓地の土壌で育てられています。


八代の「塩トマト」を参考にしたタマネギ栽培

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子出藤さんは、八代特産の「塩トマト」にヒントを得て、タマネギ栽培を始めました。

子出藤農園では、タマネギが成長してくると、葉ににがりや塩を散布します。

タマネギは、にがりや塩に含まれるマグネシウムを吸収すると光合成をしやすくなるため、甘味も増すのだとか。


手間暇かけたタマネギは飲食店、デパートでも好評

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    有機物を使っているほか、植え付けから収穫までを出来るだけ手作業で行うなど手間暇をかけて育て、消費者に安心・安全なタマネギを届ける努力をしています。


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    「生で食べられるので、タマネギの栄養と旨味が丸ごと味わえます」と自信満々に話す子出藤さん。

  •  納品先の飲食店からは、「馬刺しの下に敷いても、『塩たまちゃん』なら残さず全部食べてくれる」との声も。 

  • 主にインターネットで注文を受け付けていますが、時折、デパートや一部の高級スーパーなどに並ぶことも。


おすすめレシピの発信や加工品販売も

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    「鮮度が保てる期間が短いので、ぜひ地元でこそ食べてもらいたい」と子出藤さん。 

  • 加熱するとトロッとした口当たりになるので、丸のまま電子レンジで温めて鰹節をまぶし、塩やポン酢で味付けして食べるのもおすすめです。

  •  農園のホームページには、おすすめのレシピも掲載されています。

  •  https://shiotama.shop-pro.jp/?mode=f3別ウィンドウで開きます(外部リンク)


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    規格外のタマネギは、ドレッシングなどの加工品にして販売しています。 

  • 「塩たまちゃん」の甘みが効いていて、酢がアクセントになっていて好評です。 

  • 同農園のオンラインショップのほか、鶴屋百貨店や熊本市中央区の飲食店「CAFE#CO:TTON(カフェコットン)」などで購入することができます。


農業を次世代へつなぐための取り組みも

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    地域の子どもたちに、農業でも十分な収入を得ることができると証明し、農業を次世代へとつなぐため、「食育」への取り組みにも尽力している子出藤さん。 

  • 生産現場を知ってもらおうと、毎年、小学生や高校生が収穫体験に訪れています。



青果販売に加えカフェもある“食の複合施設”

Fam-oshima-

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    「Fam-oshima-」は、市場で八百屋を営む店主親子の「本物の旬を味わってほしい」との思いから、2024年に“食の複合施設”としてオープンしました。

  •  新鮮な野菜や果物が並ぶほか、料理やパン、スイーツを味わうこともできます。


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    店内では、地元・熊本市西区の野菜や果物を購入することも可能です。 

  • カフェでは「きんぴらごぼうのハンバーグ(小鉢6種・サラダバー・スープ付)」などを味わうことができ、ハンバーグのソースには玉ねぎをたっぷり使用したソースがかかっています。


■Fam-oshima-
住所:熊本市西区小島下町3500
電話番号:096-327-8177
営業時間:11:00〜17:00 
(パン、ケーキは10:00〜)
定休日:水曜日
※11時からのカフェ利用は予約優先
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