子出藤さんは、八代特産の「塩トマト」にヒントを得て、タマネギ栽培を始めました。
子出藤農園では、タマネギが成長してくると、葉ににがりや塩を散布します。
タマネギは、にがりや塩に含まれるマグネシウムを吸収すると光合成をしやすくなるため、甘味も増すのだとか。
手間暇かけたタマネギは飲食店、デパートでも好評

「生で食べられるので、タマネギの栄養と旨味が丸ごと味わえます」と自信満々に話す子出藤さん。
納品先の飲食店からは、「馬刺しの下に敷いても、『塩たまちゃん』なら残さず全部食べてくれる」との声も。
主にインターネットで注文を受け付けていますが、時折、デパートや一部の高級スーパーなどに並ぶことも。
おすすめレシピの発信や加工品販売も

規格外のタマネギは、ドレッシングなどの加工品にして販売しています。
「塩たまちゃん」の甘みが効いていて、酢がアクセントになっていて好評です。
同農園のオンラインショップのほか、鶴屋百貨店や熊本市中央区の飲食店「CAFE#CO:TTON(カフェコットン)」などで購入することができます。
農業を次世代へつなぐための取り組みも
青果販売に加えカフェもある“食の複合施設”
Fam-oshima-
■Fam-oshima-
住所:熊本市西区小島下町3500
電話番号:096-327-8177
営業時間:11:00〜17:00
(パン、ケーキは10:00〜)
定休日:水曜日
※11時からのカフェ利用は予約優先