【vol.37】“宝の海”御所浦の旨味がギュッと凝縮された絶品真鯛 最終更新日:2025年1月15日 印刷 “宝の海”御所浦の旨味がギュッと凝縮された絶品真鯛株式会社ふく成(ふくなり) 平尾優・有希さん(熊本市/天草市) 突然ですが、皆様は熊本県の養殖真鯛の収穫量が全国2位なのを知っていましたか? 今回は、これから春先にかけて旬を迎える“真鯛”についてご紹介します。 熊本市に本社を置き、天草市御所浦町に養殖場を構える「株式会社ふく成」の真鯛は、まぶたにブルーのアイシャドウと体表に斑点があるのが特徴。 これが鮮度が高く美味しい真鯛の印です! 現在、取締役を務める平尾有希さんの祖父が、御所浦で真鯛の養殖をスタートさせたのが、ふく成の始まりです。 真鯛養殖場があるのは、球磨川から流れ込んだミネラルたっぷりの御所浦の海。 平尾さんらは、御所浦の海を“宝の海”と呼んでいます。オリジナルブレンドの餌を与え3年もかけて成長させます! 養殖場では、人が食べても大丈夫なオリジナルブレンドの餌を与えています。 その日の水温や真鯛の健康状態を見ながら餌の種類や量を変えて、3年間、御所浦の海で育った真鯛は、約2キロまで成長します。 非常に大きく身も分厚いのが特徴で、程よく脂がのって旨味があるんですよ!独自の鮮度保持技術で生の魚よりも旨味がアップ! ふく成では独自の冷凍技術を駆使して、鮮魚より約25%も旨味がアップ(食品検査会社の分析)する商品を生み出し、ECサイトを中心に販売しています。 おすすめの食べ方はお刺身! 熊本市の本社でも購入可能なので、鮮魚の美味しさそのままの、地元の味を体験してみてください。 また、販売されている商品は、全て手作業で骨も抜いてあるので、料理にも手軽に使用でき、小さいお子さんにも安心して食べさせられます。お母さん・お父さんの手助けになるような商品を作りたい 平尾有希さんと、夫で代表取締役社長の優さん。 有希さんは、かつて重い病を経験したことで、「安心・安全で栄養豊富な魚を多くの人に食べてほしい」との思いを強くしました。 そこで、ふく成では、切り身に加え、子どもたちにも美味しい魚を食べてほしいとの思いから、子育て中のスタッフらと考えた「鯛のピザ」や「鯛のカツ」、子どもでも食べやすい大きさに手作業でカットした「真鯛コロステーキ」など、気軽に魚料理を食卓に提供できる商品を生み出し、県内の子ども食堂にも魚の提供を行っています。 「真鯛はこれからが旬。特に春先にかけて美味しさが増します。 寒い時期には、切り身を使った温かいトマトソース煮がおすすめです」と有希さん。 同社のホームページ内のブログにはおすすめの鯛料理も掲載されていますよ。 【ブログのURL】https://fukunari.jp/blog/(外部リンク)恐竜の島に来たらまずはココ! 旬の海産物に出会える物産館御所浦物産館 しおさい館 御所浦恐竜の島博物館の目の前にある「しおさい館」は、鮮魚などの旬の海産物や、地元の農産物、加工品などを販売しています。 恐竜の島、御所浦ならではの恐竜グッズもあります。 また、島内の観光案内所も併設。 御所浦を観光するなら、ここに来れば間違いなし。 ぜひ一度立ち寄ってみてください。 「しおさい館」では、ふく成の「鯛のピザ」や「鯛のカツ」、真鯛の骨を砕いてせんべいに練り込んだ、カルシウムたっぷりの「こっぱせん」などの商品を取り揃えています。 「身がプリップリの真鯛は、不知火海の穏やかな海に囲まれた栄養豊富な養殖場で丹精込めて育てられています。 ふく成さんの想いが詰まった商品は、御所浦の目玉商品として観光客だけでなく、地元の方にも好評」とスタッフも太鼓判を押しています。■御所浦物産館 しおさい館住所:熊本県天草市御所浦町御所浦4310-8電話番号:0969-67-1234営業時間:8:30~17:50定休日:元旦