クルマエビは、熊本の県魚にも指定されていて、日本有数の生産量を誇ります。中でも、上天草市は、日本のクルマエビ養殖発祥の地とされています。年末には、贈答用として需要が高まり、出荷の最盛期を迎えます。
東京ドーム約1.8個分の広大な養殖場でクルマエビが育てられています。
養殖場の敷地面積は約25,000坪(東京ドーム約1.8個分)に上ります。水車で水中に酸素を供給して水質や土壌をきれいに保ち、病気などが広がるのを防いでいます。
脱皮直後のクルマエビは殻が柔らかく、流通に耐えきれず死んでしまうため、そのようなクルマエビが混ざらないよう素手で感触を確かめながら選別します。 クルマエビは夜行性のため、夜明け前の朝4時に専用の船で水揚げを行います。その後、徹底した温度管理のもと、大きさ毎に選別し、運搬中に傷が入るのを防ぐために、オガクズを敷いた専用の箱に詰めます。県産の良質なクルマエビは、東京を中心に全国へ発送されているほか、県内では上天草市内の鮮魚店などで取り扱っています。また、11月から1月は、養殖場でも販売されています(年によって販売時期などが異なる可能性があるので、詳細は☏0964-56-1279まで問い合わせを)。
天草漁協上天草総合支所車えび養殖場の小﨑陽介場長(写真中央)とスタッフの皆さん。
小﨑場長は、「鮮度抜群の地産地消だからこそ、刺し身で食べるのが一番おすすめです。上天草市で養殖されたクルマエビは臭みがなく、旨味があり、身が締まってプリっとしているのが自慢。東京でも高く評価されています」と話します。天草地域では、毎年『伊勢えび&車えび 天草海老えびフェア』も開催(~12月末)されていて、上天草市内の旅館や飲食店でもクルマエビ料理を堪能することができます。
『伊勢えび&車えび 天草海老えびフェア』はこちら
https://kami-amakusa.jp/archives/9784(外部リンク)
天草産の新鮮な魚を購入できて、その場で味わえる店
マルケイ鮮魚
「マルケイ鮮魚」は、上天草市大矢野町の「道の駅さんぱーる」のすぐ近くにあります。天草産のマダイやカンパチ、シマアジ、ヒラメ、ハマチ、タコ、イカ、キジハタなど、その時々で仕入れた鮮魚を取り扱っています。生け簀に入った活魚を捌いてもらうこともできるほか、併設の食堂で海鮮丼や五種丼、刺身定食など、天草の鮮魚を使った料理も提供しています。
マルケイ鮮魚では、天草漁協上天草総合支所で養殖されたクルマエビをメインに仕入れています。「鮮度抜群で身がプリプリ。しかも甘い!」と魚のプロも太鼓判を押します。食堂では、氷水で冷やして身を引き締めて、刺し身で提供する他、塩焼きやボイルなどの調理も可能です。
■マルケイ鮮魚
住所:上天草市大矢野町中887-37
電話番号:0964-56-5578
営業時間:鮮魚店7:00〜17:00※時期により終了時間の変更あり/食堂11:00〜15:00(OS14:30)※ネタが切れ次第終了
定休日:不定休
くまもとの魚を食べて、県産水産物を当てよう!
ここまで紹介してきたクルマエビを始め、熊本県には美味しい魚介類が豊富です!現在、熊本県では、「くまもとの魚で家ごはん!」と題したプレゼントキャンペーンを実施しています(~2024年12月15日)。期間中、キャンペーン加盟店で県産水産物を購入し、商品に貼ってあるシールを5枚、専用台紙に貼って応募すると、抽選で80名様に魚の目利きのプロが厳選した県産水産物5,000円相当が当たります!
是非、熊本県産の美味しいお魚を食べて、応募してみてください!!
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