アニマルウェルフェアに配慮した環境で遊び育つ豚たち
熊本の旬【豚肉】
肥後あそび豚(セブンフーズ株式会社・菊池市旭志)

現在は菊池郡市と阿蘇に5つの農場を持つ同社。母豚2,000頭、常時25,000頭飼育、年間50,000頭出荷という数は、熊本県下最大級、全国でも有数の規模です。その農場のひとつである阿蘇の麓に広大な敷地を持つ「大津第二農場」を訪問しました。養豚場の周りには田畑が広がります。
そして同社は自社飼料生産にも力を入れています。自社製堆肥により広大な畑で飼料用のトウモロコシを栽培するほか、自社飼料工場では飼料用米に加え生麺・焼酎粕・余剰食品などの未利用資源を受け入れて独自の国産飼料も生産しています。「日本の食を守る」ことを使命に、環境の未来まで見据えた農業を展開しています。

このように大切に育てられた「肥後あそび豚」は、阿蘇の伏流水をたっぷり飲んで麦と米をたくさん食べているためサシが多く、脂の甘さがおいしさの特徴。百貨店で販売されるほか様々な飲食店が採用し、関西・関東圏まで出荷されているそうです。「脂のうま味をしっかり感じられるしゃぶしゃぶやトンカツが特におすすめですね」と前田さん。
さらに、飼料生産事業も行う同社の系列会社では冷凍宅配弁当事業「SEVEN FOODS」もスタート。自社の豚肉や野菜をはじめ国産食材100%(調味料は除く)で調理される、管理栄養士監修で糖質・塩分を抑え栄養バランスも十分な冷凍弁当が職場などに宅配されるサービスです。これも日本の食料自給率を上げるための挑戦。健やかでおいしい養豚に取り組むと共に、日本の環境や食料問題まで広く見据えながら新しい農業の形への挑戦を続けています。
セブンフーズ株式会社
https://seven-foods.com/
(外部リンク)
<熊本の冬の旬>
<熊本県産の食材を買うなら!>
西日本屈指の畜産王国・旭志自慢の牛肉を
道の駅 旭志 ほたるの里 旭志村ふれあいセンター
阿蘇外輪山西側の鞍岳の麓に広がる旭志は、阿蘇の伏流水と豊かな自然に恵まれ、農畜産が盛んな地域。特に畜産は西日本屈指の規模を誇ります。同地にある「旭志ふれあいセンター」の物産館では上質でお手頃なお肉を手に入れられます。他にもシイタケやお茶、ニンニクなどの名産品をはじめ、地元で採れた農産物や加工品が並びます。隣接のレストラン「食彩館」では、旭志牛をはじめとした肉料理が人気。
<お買い物オススメポイント>
■道の駅 旭志 ほたるの里 旭志村ふれあいセンター
住所:熊本県菊池市旭志川辺1886
電話番号:0968-37-3719
営業時間:9:00-18:00
店休日:なし