独自の技術開発でベビーリーフ業界最先端を走る 果実堂(上益城郡益城町)
「ベビーリーフ栽培において大事なのは水の管理」と話す木野さん。「植物の9割は水です。この水を追求し、土を触って水分量を触診するためのマニュアルを作りました。その方法は、ベビーリーフの根元の土を握り、その固まり具合で6段階の水分量を診断するというもの。農場スタッフは、入社して1年でその誤差は1%までになります」とのこと。さらに、この水管理を徹底することで、雑草も生えにくくなり、収量の安定だけでなく、作業効率も上がるということです。
「これによって、当初6期作だった ものを、10期作まで栽培回数を増やすことが出来ました」と木野さん。
このハウスは、暖房などの設備に頼らず、ハウス内の温度を測定し自動で換気することで、ベビーリーフに最適な温度管理を行います。また、台風の多い熊本県でも安心できる耐風圧設計も実現した、低ランニングコストのハウスです。
刈り取った翌日には全国に出荷されるベビーリーフ。パッキング作業にも改善が多く盛り込まれています。「パッキングの目標や進捗度が分かる掲示板や、人が重たいものを運ばなくて良いように運搬システムも開発。当社は、『改善の会社』。私自身もさまざまな新しいことに挑戦できるので、やりがいを感じています」。
株式会社 果実堂
https://www.kajitsudo.com(外部リンク)
今が旬
熊本の旬【エディブルフラワー】
<熊本県産の食材を買うなら!>
自宅用だけでなく、贈答用にも喜ばれるラインナップ
JAかみましき 農産物直売所 よかよかうまかとれたて市場 益城店
上益城エリアの新鮮な野菜が毎朝届く直売所。女性部が手がけていることもあり、「やわらかいキャベツ」など、商品特徴が分かりやすいよう工夫された商品名や、レシピや野菜の特徴が表記されているなど、消費者目線に立った提案が魅力です。「○○さんのキャベツが欲しいと、生産者さんを目当てにいらっしゃるお客さんも多いんです」と店長。12〜3月の毎週金曜の「焼きイモの日」も人気。LINE公式アカウントもありポイントを貯めるとお米がもらえるなど、通う楽しさもあります。
<お買い物オススメポイント>
■冬スイカ・郷土の味
小玉の冬スイカ「ピノ・ガール」や、熊本で古くから食べられている保存食品「こるまめ」といった贈答にも喜ばれる商品も多く、全国発送にも対応しています。
■新鮮野菜・生花
100名近い生産者から届く野菜は、どれも新鮮。生花の種類も幅広く、もちの良さも人気の理由です。
■ JAかみましき 農産物直売所 よかよかうまかとれたて市場 益城店
住所:熊本県上益城郡益城町木山260-1
電話番号:096-287-1147
営業時間:9:00-17:00
店休日:年末年始(12/31〜1/5)