【vol.24】幾百・幾千もの花の香りが詰まった、天然の「地ハチミツ」
村人が自然と共生しながら、ミツバチから“お裾分け”してもらう「千花蜜」 ハチミツ採りの名人 内山 重人さん(五木村) はちうとに巣を作るのは日本に古来から生息する野生の日本ミツバチです。村周辺の豊かな自然の中を飛び回り、いろんな花の蜜を吸ってはちうとへと蜜を集めるのですが、その花の種類は多種多様です。内山さんにそのことを聞くと、「何百種類、何千種類と言っても大げさではなかと思いますよ。だって、このあたりに咲く花、ぜーんぶだけん」とのこと。標高約700mから見渡せる九州山地の山々を指しながら、朗らかに語ります。 一般的に複数の花の蜜が混ざったものを「百花蜜」と呼ぶのですが、この五木村ならではの豊かな自然で育った数多くの花で作られたハチミツの希少性を伝えるべく、もう一つ桁が大きい「千花蜜」と名付けられました。
 この「千花蜜」は、五木村にある「cafeみなもと」やオンラインショップで販売されています。野生の日本ミツバチのハチミツという希少性はもちろん、鼻いっぱいに広がる複雑で繊細な花の香りや、スッキリとしたやさしい甘さと、口にするだけで幸福感を感じられる独自の風味も魅力です。村の人々が、自然の営みに寄り添いながら採取し続ける特別なハチミツ、ぜひ1度口にしてみては? 株式会社日添 https://hizoe.co.jp/ (外部リンク)
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