米麹香る優しい味わい、里山生まれの「七滝みそ」 七滝元気組(上益城郡御船町)

「みその製造は4日がかり。手間がかかるんです」。1日目は、米を洗い水切りして浸水。2日目は、米の水を切り1時間蒸したのち、40℃以下に冷ましてから、麹菌を混ぜて発酵器で寝かせます。これがいわゆる米麹になるわけです。同時に大豆も浸水しておきます。3日目は、発酵器で寝かせておいた米と麹をひたすら混ぜる作業。4日目に、蒸した大豆とできあがった米麹を混ぜ合わせ、塩を加えてミキサーですりつぶすと、やっとみそらしい姿に。ここまでの行程を、4日間かけて丁寧に行います。
その後、しっかり冷まして、3日後に樽に入れて寝かせたら、食べられるようになるのは3カ月後。新米が採れる10月に、古米を使ってみそづくりを行うそうです。
<熊本県産 食材&加工品で一品>
家でできる! 熊本県産の冬の食材をおいしい料理に!
椎茸の蓮根肉詰め

椎茸のプリッと感、蓮根のシャキシャキ感といった、異なる食感と重なる旨味が絶品。大根おろしはしっかり絞って山盛りにするのがポイントで、見た目も上品に仕上がります。大きい椎茸は半分にカットして盛り付けることで、食べやすさもアップします。
材料(2人分)
椎茸 5個
レンコン 50g
(A)豚ひき肉 100g
(A)片栗粉 大さじ1
(A)すりおろし生姜 小さじ1/2
(A)味噌 小さじ1
サラダ油 大さじ1
薄力粉 適量
水(レンコンをさらす用) 適量
小ネギ(小口切り) 30g
大根おろし 30g
ポン酢 大さじ3
1.レンコンは皮を剥いてみじん切りにし水にさらし、椎茸は石づきを取り、軸の部分は細かく切ります。椎茸の表面に薄力粉を振りかけます。
2.ボウルに(A)と1の椎茸の軸の部分、水を切ったレンコンを入れよく捏ねます。5等分にして丸め、椎茸にはりつけます。
3.中火に熱したフライパンにサラダ油を引き、2の肉部分を下にして焼きます。焼き色がついたら裏返して、中まで火を通します。
4.3が焼きあがったらお皿に盛り付け、大根おろしと小ねぎを乗せ、ポン酢をかけて完成です。
椎茸の南蛮漬け

酸味が苦手な人でも、まろやかで食べやすい南蛮漬けダレと、揚げ焼きした椎茸がベストマッチ!椎茸の軸は、出汁が出るので捨てるのはNG!南蛮の汁にしっかりと椎茸の出汁が出ているから、豆腐にかけたり、最後の一滴まで楽しみたい一皿です。
材料(2人分)
大きな椎茸 2枚
(A)砂糖 25cc
(A)醤油 25cc
(A)酢 25cc
(A)水 100cc
(A)輪切りの唐辛子 少々
白だし 小さじ1/2
玉葱 50g
人参 20g
■ サラダ油
■ 小麦粉
1.(A)とスライスした玉葱、人参を混ぜ合わせます。椎茸は大きければ1/2〜1/4に切り、小麦粉をまぶす。
2.フライパンに多めの油を入れて、椎茸をこんがり揚げ焼きにする。熱々の内に混ぜ合わせた(A)に漬けたら完成です。