初秋に旬を迎える梨を、いろんなアレンジで味わい尽くす
地域の生産者が手間をかけ、愛情をこめてつくった作物は、作られる背景を知れば知るほど、大事に、おいしくいただきたくなるもの。9月の旬の食材としてご紹介した梨は、カットしてフレッシュなものを召し上がる機会が多いと思いますが、ちょっとした工夫で、ジャム、ケーキ、ムース、白和え、漬物、スープの具材など、色んな料理に変身させることができます。
毎月このコラムでご紹介するレシピでは、「熊本県産の食材を使って、家庭で簡単につくることができる料理」を御紹介。手がかかりそうな一品でも、時間も手間もかけずにおいしくできるよう考案しています。ぜひ、ご家庭でお試しください。
<熊本県産 食材&調味料・加工品で一品>
家でできる! 熊本県産の初秋の食材をおいしい料理に
梨のハニーレモンコンポート
梨のシャッキリ食感が程よく残り、やさしい甘さにレモンの風味が効いた、大人な甘さのコンポート。赤ワインの色がしっかり残った、ピンク色のカワイイ見た目も魅力です。八角やシナモンなどの香辛料を合わせると、さらに大人の風味を楽しめますよ。
材料(2人分)
はちみつ 100g
梨1個
水 400ml
レモン汁 1/2個
赤ワイン 100ml
1.梨は6等分にし、皮をむいて芯を取ります
2.厚手の鍋に6等分にした梨、はちみつ、水、レモン汁を合わせ、弱めの中火で10分ほど煮ます
3.赤ワインを加え、一煮立ちしたら火を止めます
4.粗熱が取れたら煮汁ごと清潔な容器に移し、冷蔵庫で冷やします
5.器に盛り、お好みでハーブを添えて完成です。冷蔵庫で3〜4日間ほど保存することができます
梨の塩昆布漬け
塩味控えめのあっさりした味わいのお漬物。だしや昆布の風味と梨のシャキッとした甘さの組み合わせが、意外にもベストマッチ。新生姜の優しい辛味がピリリと効いて、お漬物の味をまとめています。サラダ代わりにパクパク食べてしまえるシャキシャキ食感も魅力です。
材料 4人分
梨 1/2個
白菜 100g
きゅうり 50g
人参 50g
塩昆布 5g
白だし 大さじ1
新生姜 20g
1.きゅうりをスライスに、白菜ざく切り、人参イチョウ切り、梨イチョウ切り、新生姜を千切りにカットします。
2.カットした野菜を、白だしと塩昆布で混ぜます。
3.しばらくおいてしんなりしたら完成です。