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【Vol.9】水に恵まれ、土壌も豊かな干拓地が広がる【八代エリア】

最終更新日:

地下水と土のミネラル分で美しく育つ、凛とした花・カラー(八代市鏡町)

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 八代市鏡町で、花のカラーを栽培する「宮﨑農産」の宮﨑智宏さん。代々、い草農家を営む家で生まれ育ち農業高校から農業大学へと進学、卒業後に親元に就農しました。その後、2012年頃からカラー農家へと転身。縁あって周囲の方から勧められたことがきっかけだったそうですが、い草を育てて刈って畳表を編む農業から、美しい花を育てる農業へと代わり、ライフスタイルも大きく変わったと語ります。

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 宮﨑さんが育てるのは、沼地で育つ湿地性カラー。ここで大事になるのが豊富できれいな水です。敷地内に井戸があったことから、潤沢な地下水を畑に巡らせています。「飲用できるほどのキレイな水を豊富に使える環境は、とても恵まれていますね」と宮崎さん。井戸水は常時15℃と水温も一定で、ハウス内の気温を保つのにも役立っています。「私が作った花を手に取って、『キレイ』と喜んでくれる。さり気ないことですが、新しい農業のやりがいになっています」と明るく語ります。

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 白い膜がくるりと巻いたような、凛としたカラー。さらに、先端に緑色が入ったナチュラルなカラーも、宮﨑さんお気に入りの品種なのだそう。花弁のシワが少なく、茎がすっと真っすぐ長く育ったカラーが高品質とされています。宮崎さんのハウスからは、手厚いケアと愛情を受けて美しく育った高いランクのカラーが、花市場へと出荷されていきます。

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 結婚式のブーケなどで人気が高まってるカラーですが、熊本県は全国第2位の生産地。八代市鏡町では、まだカラー農家は少ないそうです。「田んぼやい草畑だった土地はカラーを育てる湿地を作るのに適しているし、干拓地ならではの海のミネラル豊富な土もあります。立地環境に恵まれていることを幸運にも思いますね」と宮﨑さん。他のハウスでスターチス、アリウム、ヒマワリなども育てているほか、今後は土で育てる畑地性カラーにも挑戦したいと展望を教えてくれました。


名産品・しょうがに加え、採れたての山の恵みがならぶ「道の駅 東陽」

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 しょうがの里として有名な八代市東陽町にある道の駅。野菜直売所「菜摘館」には、特産のしょうがをはじめ、地元の採れたて野菜がズラリと並びます。さらに、高品質でアウトドアにも重宝される炭や、冷凍ジビエ肉、しょうがの加工品も豊富にそろいます。敷地内には、しょうがをふんだんに使った料理が魅力のレストランや温泉も。


道の駅 東陽

住所:熊本県八代市東陽町南1051-1
電話番号:0965-65-2112
営業時間:7:30~18:00(野菜直売所)
休館日:水曜


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