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【Vol.8】水に恵まれ、土壌も豊かな干拓地が広がる【八代エリア】

最終更新日:

食卓をもっと豊かに、華やかに。珠玉の輝きと味を持つミニトマト(氷川町)

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  八代郡氷川町で祖父の代から農家を営む「ミヤザキファーム」の3代目、宮崎修太さん。
 農業高校卒業後、東京の農業者大学校で農家の経営や法律を学ぶと共に、全国各地の様々な農家の元へ研修に訪れたそうです。
 北海道の馬牧場や愛知県のトマト農家、山形県の有機米農家など、好奇心の赴くままに学ぶ中で、農業の可能性のすごさ、そして地域の特性に合わせた農業の重要さなど、自らの農業経営にも活きる経験を積んでいきました。「その経験があったからこそ、今、このようなミニトマト作りができていると思います」と宮崎さん。

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 ミヤザキファームの代名詞となる商品「宝石とまと®」。小鈴・アイコ・イエローアイコ・みどりちゃん・トスカーナバイオレット セレブ・インディゴローズ・マイクロトマトと、色も大きさも様々なトマトを詰め合わせた、まさに宝石のような美しさです。
 大学校卒業後に親元で就農し、2年目からこの「宝石とまと®」をつくり始めました。かつてない自由な発想から生まれたこの商品は大きな話題となりました。

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 干拓地の平地が広がる氷川町。平地の広さと、海底にあったミネラルなどの養分が豊富な土地に恵まれ、ハウスでのミニトマト栽培にも適している立地です。
 ミヤザキファームのミニトマトは、濃い味と甘みが特徴で、「トマトが苦手な自分でも美味しく楽しめる味を目指しています」と宮崎さん。その美味しさの秘訣は、病気への強さや収量の多さよりも味の良さを重視した品種選びと、土作りの時点から手間暇掛けた栽培管理。そして、完熟させて一番おいしい状態で出荷することです。そのため、出荷先は、「道の駅 竜北」などの直売所と、飲食店などとの直接取引がほとんどです。

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 「自分で納得いく味に仕上げたものを、自分で納得できる価格に設定して販売するという農業のスタイルを取っています」と宮崎さん。これも、大学校時代や、就農後の出会いの中で様々な農業の形を見て、その中で自分たちに合う農業の形だと決めた道。
 「八代エリアという農業が盛んな土地だからこそ、選べた道だと思います」。これからも「宝石とまと®」をはじめとした自身のミニトマトで、多くの人の食卓と暮らしを華やかに輝かせたい、自分の農業で周りの人にもいいことがあるような作物づくりに努めたいと、目標を語ってくれました。

広大な八代平野の農産物がふんだんにそろう「道の駅 竜北」

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 国道3号線沿いにある道の駅。八代平野の奥には雲仙普賢岳まで見渡せる広大な敷地内に、農業が盛んな氷川町の旬の農産物がそろいます。冬〜春先にそろう巨大な柑橘の王様・晩白柚をはじめ、100年以上の歴史を持つ吉野梨、もち米など地元の名産品も注目です。農村レストランでは、吉野梨を使った梨カレーや男前ちゃんぽんが名物。


道の駅 竜北
住所:熊本県八代郡氷川町大野875-3
電話番号: 0965-53-5388
営業時間:とれたてマーケット・こだわり館/9:00~18:00
農村レストラン/11:00~15:00
おやつ工房/9:30~17:00
休館日:不定


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