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くまもと食・農ネットワーク運営委員リレーコラム【第22回:岩田代表】

最終更新日:
執筆者 :  岩田幸治

くまもと食・農ネットワーク会員や当サイトをご覧の皆様に、くまもと食・農ネットワーク運営委員の、日頃の地産地消に関する活動や考えをご紹介することで、皆様の更なる地産地消活動への一助にしていただくため、当ネットワークの運営委員によるリレーコラムを掲載しています。
 第22回目は、代表の岩田幸治さんです。
 
 

 

「一年は早いものですね」


今年ももう12月「師走」ですね。慌ただしさを感じる時期になりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。早いものでこのリレーコラムの掲載も約一年になろうとしています。運営委員の皆さんが自分自身の体験や思いを一生懸命に綴られたものだと思います。そしてこのコラムを読まれている皆さんの日頃の思いも大きく膨らんでこられたのではないかと自讃しているところです。

 

今回は私の二回目のコラムです。一回目は「デフレスパイラル」のこと、そして「プランター菜園」での野菜作りを通して生産者の皆さんのご苦労をほんの少しですが体験できたことなどを書かせて頂きました。

 

一年経過した今、世の中では「環太平洋連携協定」(TPP)についての話題でもちきりです。仮に日本がこれに参加したとします。そうすれば関税が撤廃され輸入農産物等がどっと我が国に押し寄せて来ることになるでしょう。政府の試算では食料自給率が40%から20%以下に落ち込む事態になるであろうとしています。しかし、そこで私は思うのですが、この未曾有の危機を救う手立てが有るとするならば、私たちひとり一人が我が国の食の事情や農産物生産の事情を真剣に考え、自分たちの食生活を守るためには自分たちの考えを変えるしかないと・・・、それは真に私たち日本の食文化をこよなく愛しそしてこの日本の農業を愛することではないのかと・・・、そのためにこの食・農ネットワークは存在するのではないのかと・・・

 

そこで皆さんにひとつの提案、ご案内をしたいと思います。来年の二月の研修会と同時に「2011春、くまもと地産地消の夕べ」

(仮称)を開催する予定です。これは熊本の旬の食材を堪能しながら、命を育む「食」の大切さを改めて感じ「地産地消」を県民運動として更に広げる目的で開催いたします。詳しくは追って皆さんにご報告させて頂きます。

 

これから忙しい師走です。御身をご自愛なされますように。少し早いと思いますが良いお年をお迎えください。

ありがとうございます。


熊本東部青果株式会社 常務取締役 岩田幸治
  

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