「第18回 くまもと食・農ネットワーク総会・研修会」を開催しました!

「くまもと食・農ネットワーク」では「地産地消」の考え方を基本に、様々な立場の会員が「地産地消」の取組みを通して、消費者と生産者、都市と農村の共生づくりを進めて参りました。
このたび、その活動の一つとして、『第18回くまもと食・農ネットワーク総会・研修会』を下記により開催しました。
開催概要
(1)名称:第18回くまもと食・農ネットワーク 総会・研修会
(2)開催日時:令和元年(2019年)8月28日(水曜日)
(3)開催場所:ホテル熊本テルサ たい樹の間
(4)主催:くまもと食・農ネットワーク、※熊本県
(※熊本県は研修会のみ共催)
(5)内容:以下のとおり
◇総会
<議事>
○第1号議案 平成30年度活動実績について
○第2号議案 運営委員の改選(案)について
○第3号議案 令和元年度活動計画(案)について
○第4号議案 その他


第2号議案では、運営委員が2名退任されたことに伴い、新たな運営委員が2名選任されました。また第3号議案の令和元年度活動計画(案)では、主催者側からの計画案のほかに、参加者より゛熊本県産青果物の消費量・生産量拡大のため、消費者に向けた青果物の食べ方提案といった活動をもっと増やしてはどうか”といった提言がありました。
◇研修会
(1)講演「農村の活性化」~郷土愛でつながる『都市(食)』と『農村(農)』~
村づくりアドバイザー 三善浩二様より、「農村の活性化」と題し、ご講演をいただきました。高齢化による耕作放棄地の増加をはじめとした、農村地域の抱える数多くの課題に対して、どのように取り組んでいけばいいのか、今まで三善氏が関わった様々な地域の取組みの事例を挙げつつ、お話しいただきました。また農業が、私たちの命・暮らしに、いかに大切なものなのかお話しいただきました。


(2)事例発表「通潤用水と棚田を活かした地域づくり」
白糸第一自治振興会 会長 草野昭治様より、住民同士で協力して、実現した棚田サミットを始めとして、収穫感謝祭等の都市部から人を呼び込む様々なイベントを企画・実行されている話や、熊本地震後の復興活動の様子等、地域で協力して地域自治・活性化活動に取り組んでいる様子を、ご紹介いただきました。


参加者からは、「都市と農村との関わりについて考えさせられた」、「自分が動き、地域を活性化させたいと思った」「地域の取組みを知ることができてよかった」といったご意見をいただきました。