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くまもと食・農ネットワーク運営委員リレーコラム【第14回:上村委員】

最終更新日:

 

第14回
執筆者 :  上村幹雄

くまもと食・農ネットワーク会員や当サイトをご覧の皆様に、くまもと食・農ネットワーク運営委員の日頃の地産地消に関する活動や考えをご紹介することで、皆様の更なる地産地消活動への一助にしていただくため、当ネットワークの運営委員によるリレーコラムを掲載しています。
 第14回目は、当ネットワーク運営委員の上村幹雄さんです。
 

 

 「産地直送コーナーの取り組みについて」

 

 私は、熊本のチェーンスーパー・ゆめマートで青果部門のインストラクターとして、働いています。今回は、当社店舗の産地直送の取り組みについてお話させて下さい。
 産地直送コーナーは人気があり、その秘密は地域ごとに契約している生産者の方が、直接に納品・陳列・そして当店担当者とのコミュニケーションに至るまで幅広く関わることにより、地域に密着した商品の品揃えが実現できています。
 店内で当社の売場と同じ商品であっても、産直の採れたて新鮮野菜から売れており、新鮮・安全を求められるお客様のニーズの高さを感じます。なかには、お客様から生産者へ直接問い合わせされ、「先日、買った商品が良かったからまた入れて下さい」などと、好評の声が届いています。


 時おり、生産者の方の協力を得て、店舗にて産直野菜や青果の試食販売を実施しています。お客様の中には、「今度の試食会はいつあるのですか?」との問い合わせも多く人気の高い催しになっています。又、生産者の方とお客様が直接会話する機会が出来き、お客様へ様々な料理方法の提案や、生産者の方にとってもお客様のご意見やご要望を直接聞けるというメリットもあります。
 この産地直送コーナーを運営する中で見出したものは、お客様は必ずしも安い商品ばかりを求められるのではなく、高単価であっても、新鮮・安全・安心・美味しさを求められている現実を知ることが出来ました。又、生産者の方とお客様が交流することにより、野菜・果物に対してのお互いの顔が浮かび、愛着が違ってくるのではないでしょうか。これが地産地消の基本のような気がします。


 今後の課題ですが、生産者の方が、手間をかけ育て収穫されている関係上、入荷量がお客様に対して100%満足いただけるような品揃えができていないのが現状です。安全・安心な野菜を提供し、お客様に満足して頂く品揃えを継続していくために、各地域の新規契約して頂ける生産者の方を探して、もっと品揃えの充実を目指します。
 これから、是非、当社店舗の産地直送コーナーをご利用ください。また、ご利用頂いているお客様へ、毎度、ご来店ご利用頂きまして誠にありがとうございます。

                   平成22年7月26日
              (株)ゆめマート・店舗運営部 上村 幹雄

 

 

 

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