あけましておめでとうございます。 2017年元旦は晴れて暖かく、穏やかなスタートになりました。初日の出もよく見えて「今年は大丈夫、平穏な一年ですよ。」と神様から言われたような気がしました。心からそう願うばかりです。 さて、お正月の過ごし方は各家庭でそれぞれだと思います。それと同様にお正月の食卓もそれぞれで、代々引き継がれている「味」があるのではないでしょうか。 我が家は、おせちについて昔は手作りしていましたが、最近は家族も減ったり仕事の忙しさにかこつけて自分で作ることはなくなりました。(これについては反省、来年は手作り復活させたい!) そのかわり、煮物とお雑煮については毎年力を入れています。
煮物は、亡くなった祖母がまだ元気な頃「今のうちに教えておくから。」と言って細かい指示を書いたレシピを私に作ってくれました。毎年それを見ながら、祖母の味を思い出しながら作っているのですが、まだまだ微妙な「さじ加減」がつかめていません。しかしその味に近づけるよう、その味を代々伝えていけるよう大切に作り続けていきたいと思います。 お雑煮は、母が関東出身なので関東地方の味がベースになっています。 元旦の朝から鶏肉でだしを取りそのあと大根や人参、里芋などの野菜を入れそれぞれのうま味が出たところで焼いた餅を入れます。 野菜も餅も、懇意にしている地元生産者さんから届けられたものです。「顔の見える関係」だからこそ、信頼し安心して煮物もお雑煮も作ることが出来ます。 このようにして毎年新しい年を迎えお正月料理をいただいています。 「一年の計は元旦にあり」と言うように、今年も地元の産物に感謝しながら一年健康に過ごしていけますようにと年の初めに願いながら、代々続く我が家の味に舌鼓を打ったお正月でした。 |