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くまもと食・農ネットワークリレーコラム【第92回:平松恵美子委員】

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おせち
 

くまもと食・農ネットワーク会員や当サイトをご覧の皆様に、くまもと食・農ネットワーク運営委員の、日頃の地産地消に関する活動や考えをご紹介することで、皆様の更なる地産地消活動への一助にしていただくため、当ネットワークの運営委員や関係者によるリレーコラムを掲載しています。
 第92回目は、JA熊本中央会・連合会 地域くらし広報部 副審査役 平松恵美子委員です。

 

 今年の年末こそは、来年の家族のしあわせを願って、早めに大掃除を終え、ゆっくりとした気持ちでお正月を迎えたいものです。

 JA熊本中央会・連合会 地域くらし広報部 副審査役 平松恵美子

 

「もう い~くつ寝ると お正月~♪」

 

子どもの頃は、みんなが集まる事がうれしくて、この歌のようにお正月を指折り数えて楽しみにしていたものです。

冬休みに入りクリスマスが終わったら、自分の机の周りの片付けを始め、29日には寒さを我慢しての大掃除が待っていました。窓ガラスを磨いたり、縁側や床の間、畳を拭き上げたりと初めは渋々ですが、家中がきれいになっていくと清々しく、何とも言えない気持ちになったものでした。

翌日の30日は餅つきでした。母が朝早くからもち米を蒸し始めて、蒸し上がった匂いはとても食欲をそそり、蒸し布に残った米粒を妹とつまみ食いしたのを思い出します。

つき上がったお餅を母にちぎってもらい妹と丸めるのですが、冷たくかじかんだ手が熱々のお餅でほっかほっかになるので、競って丸めていました。お正月がもうそこまで来ているのを感じていました。

今では日頃の怠け心がたたって、仕事納め後の二日間で大掃除とお正月の料理をバタバタと準備し、最後には「もう、これくらいで良いか~」とあきらめて新年を迎えてしまう。そんなお正月が続いています。

研修会では先生を招いて、年中行事、二十四節気について講義していただいたり、室礼についても教えて頂いたりしているのですが、なかなか実践には至っていないのが現状です。

本来は、「正月事始め」と言って、12月13日にすす払いや門松に使う松などの準備をし、一年の汚れを清め新しい年を迎える準備を始めるそうです。

お正月の神様は天から依代(よりしろ)として常緑樹(松)へ憑依(ひょうい)すると考えられていて、来ていただく場所をきれいに清めて待ちます。

特に、神棚や仏壇などはこの日にきれいにすると縁起も良いのだそうです。

私も今年の年末こそは、来年の家族のしあわせを願って、早めに大掃除を終え、ゆっくりとした気持ちでお正月を迎えたいものです。

 

 

 


 

おせちお屠蘇書初め



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