「くまもとふるさと食の名人」(以下、「食の名人」)は、郷土の伝統料理等について卓越した技術、経験、知識等を有し、食文化発信の拠点として伝承活動に取り組んでいる方を熊本県が認定しているものです。
県では「食の名人」を講師として、若い世代へ向けた地域の郷土料理の出前講座を各地域で実施しています。
第14回は3月15日に芳野中学校の1~2年生と、先日卒業したばかりの3年生5人も加えて合計40人で【よもぎ団子】と【だご汁】の2品を作りました。
今回は、熊本市内担当の「食の名人」田尻さん・杉本さん・寺本さん・内田さん・山本さん・持田さんの合計6名にご参加いただきました。
【よもぎ団子】まずは生地をみんなでこねて、こぶしサイズにちぎって蒸していきます。次に、団子を蒸している間によもぎの下準備をします。
よもぎを一度さっと茹で、水気を切ったら小さく刻み、すり鉢ですりつぶしていきます。
その後に、蒸していた生地とすりつぶしたよもぎを合わせて一緒にこねていきます。
最後に、あんこを生地で包んで完成!!
【だご汁】まずはよもぎ団子同様、だご汁のだごとなる生地から作っていきます。
こね終わった生地はしばらくの間寝かせておきます。だご作りと同時にたくさんの野菜たちも切っていき、事前に取っていた昆布だしと一緒に火を通していきます。どのチームも里芋の皮むきが難しかったようです。
野菜たちに火が通ってきたら寝かせていおいた生地を平たく伸ばし、1cm幅に切り、10分程度野菜たちと一緒に火を通したら完成です。
だご汁は平たく切られているものや、手でちぎりそのまま鍋に入れるものと地域や各家庭によって様々です。自分のご家庭や地域ではどう作られているのか調べてみるのもおもしろいですね。