「くまもとふるさと食の名人」(以下、「食の名人」)は、郷土の伝統料理等について卓越した技術、経験、知識等を有し、食文化発信の拠点として伝承活動に取り組んでいる方を熊本県が認定しているものです。
県では「食の名人」を講師として、若い世代へ向けた地域の郷土料理の出前講座を各地域で実施しています。
第9回目は1月23日寒波の日に南小国町の市原保育園にて開催いたしました。
ご担当いただいたのは、小国地区の北さん、穴井さん、河津さんの3名です。
今回は小麦粉アレルギーのお子様も食べられる【米粉を使っただご汁】を作りました。保育園も初の親子クッキングです。全員で切ったり皮むきをしたりなので牛乳パックをまな板にするなど工夫しました。
上手に切れました!
皮をむいたり、刻んだり
名人さんが説明します
野菜ごとに名人が1回ずつ切り方、皮むき方を教えてくれます。保護者も保育園児も一緒にすべての野菜を丁寧に準備します。
切った野菜をいよいよ鍋に入れます。お湯でやけどしないようにゆっくり食材ごとに入れてました。
お野菜の後は団子づくりです。のどに詰まらないように、団子は丸めずつぶしました。
- 上手に団子をこねます
野菜の下ごしらえ
おにぎりと一緒にいただきます
おにぎりもみんなで作って親子で試食。
みんなだご汁をおかわりしてお野菜大好きな子どもたちでした。
名人さんから、小国町の郷土料理を紹介するなど、保護者も興味を持っていただけました。保育園と名人さんもこの出前授業をきっかけに、今後も一緒に授業をしていきたいとのこと、次につながっていくことが期待されます。。
保護者同士のつながりも深まり、地域の方とのだご汁出前授業は参加してよかったと皆さん喜んでいただきました。園児たちも親子クッキングが楽しく、これからはお手伝いすると手を挙げていました。