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【vol.41】手間ひまかけた有機栽培レンコンを地産地消で!

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式会社ナカドモファーム・中塘万格人さん(宇城市)

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    宇城市でレンコン栽培を行っているナカドモファーム。 

  • 化学的に合成された肥料及び農薬を使わないなど、環境への負荷をできる限り低減した有機栽培を行っています。

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    有機栽培で除草剤を使用しないため、真夏でも泥水の中、手作業で除草作業を行うなど、手間と愛情をかけています。 

  • 3月下旬から4月いっぱいにかけて植え付け、7月下旬から収穫を始め、3月中旬ごろまで中塘さんの娘・葵さんが経営する農家カフェ「しあごはんINAHO」で販売しています。


干拓地が広がる宇城市で代々受け継がれるレンコン栽培

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    「約120年前、私の先祖が湿地帯で栽培できる作物として、山口県岩国市からレンコンの種を持って来たことから、宇城市松橋町の八代海に面した干拓地一帯でレンコン栽培が始まったと言われています」と話す中塘さん。


鮮度の高いレンコンを食卓に届ける工夫

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    収穫したレンコンは、カットしながら大きさや重さで仕分けを行い、出荷用や加工用などに分けていきます。


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ナカドモファームでは、畑の近くに自社の加工場を持っていて、一部の規格外になったレンコンも、そこで加工品として出荷するための洗浄やスライスなどの作業を行っています。


栄養豊富なレンコンをより多くの方に食べてほしい


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    「野菜は、気候などに適応しながら必要な栄養素を蓄えて育ちます。

  • だから、自分の住んでいる地域で採れた旬の野菜を食べること(地産地消)は、人間の体にとっても大切です」と話す中塘さん。


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    食物繊維やビタミンCが豊富なレンコンは風邪予防などに効果的。

  •  中塘さんおすすめの食べ方は、5~7ミリの厚さに切ってバター焼きにして塩胡椒を振るだけのシンプルなもの。

  • また、薄くスライスして油で揚げたレンコンチップスも素材の良さが味わえます。 

  • 出荷されたレンコンは、グリーンコープに卸しているほか、関西圏のオーガニック食品などを扱う店舗にも並びます。

  • 自社から直接卸すことで、消費者との“顔の見える関係”が築けることもやりがいにつながっています。


レンコンなどの地元野菜が味わえる&買える店


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    中塘さんの娘・葵さんが経営する農家カフェ「しあごはんINAHO」。 

  • 「新鮮なレンコンを購入したり、食べてもらえたりする場所を作りたかった」と2023年にオープンさせました。


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    「レンコンに含まれるビタミンCは熱に弱い性質がありますが、レンコンのデンプン質がビタミンCを熱から守る働きをするので、加熱してもビタミンCが壊れません。

  • 料理が面倒なイメージのあるレンコンを手軽に食べられる食材だと知ってもらうために、美味しい食べ方を提案したい」と、レンコンのほか、地元産の米や野菜を豊富に使ったランチを提供しています。


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    販売コーナーでは、レンコンはもちろん、地元産の旬の野菜や果物が毎日5~6種類並んでいます。

  •  「新しいものを新しいうちに食べられるのが地産地消の良さ。新鮮だからこそシンプルな調理で味わってください。」と話す葵さん。


■しあごはんINAHO

住所:熊本県宇城市松橋町東松崎431-5

電話番号:0964-27-5899

営業時間:11:00~16:00

定休日:不定休 

※店休日はインスタグラムで確認を

※予約優先(インスタグラムまたは電話から)

https://www.instagram.com/nakadomoshiainaho3311/別ウィンドウで開きます(外部リンク)

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